本記事では、ネット上にて公開されている調査をもとに、パートナーの男性が勃起不全（インポ）になってしまった場合の女性の心理についてまとめていきます。
勃起不全（インポ）がその男性の心理に与えるネガティブな影響については想像がたやすいかと思います。
「勃起できない」
「パートナーの女性を満足させてあげられない」
これらのことによる男性の自信および自尊心の喪失は誰もがうなづけることではないでしょうか。
一方、パートナーの男性が勃起不全（インポ）である女性の心理はあまり知られていません。ネット調査の結果によると、女性も男性同様にストレスを感じてることが分かります。そして、このストレスゆえに女性は浮気や不倫に走りやすくなってしまいます。
勃起不全（インポ）というのは、決して男性のみに限定される悩みではないということです。愛すべきパートナーの女性をも一緒に苦しめてしまうということですね。
パートナーの女性との良好な関係を維持するためにも、勃起不全（インポ）はバイアグラなどを使って積極的に治療していくべきものだということですね。
目次
勃起不全（インポ）は男のメンタルをズタズタにする
「セックスに強い」というのは男性の自信の根源となるものです。これに異論を唱える人はいないのではないでしょうか。
「自分の愛する人が自分とのセックスで満足してくれている」
これは何よりも自分の存在意義を感じることが出来ることだろうと個人的には思います。愛するべきパートナーとのセックスには、単なる射精による気持ちよさ以上のものがあります。
このため、勃起不全（インポ）は男性の精神に大きなダメージを与えるものです。自分の男らしさの礎となるものが打ち砕かれてしまってたようなものだからです。
「まともにセックスも出来ない」ということが負い目となってしまい、ふさぎ込みがちになることも少なくないようです。ED患者へのアンケートでは実に7割にもおよぶ人が「コミュニケーションに自信がなくなった」と答えています。
勃起不全（インポ）の治療は男の心理にプラスに働く
このような背景があるために、勃起不全（インポ）の治療というのは男性にとって非常に意味のあることになります。単にセックスによる性的快楽を得られるというだけでなく、男としての自尊心を取り戻すことにつながるものです。
人生の質に直結するものと言えるでしょう。「満足のいく勃起ができる」これだけのことで、堂々と街中を肩で風を切って歩けるようになれるのです。欧米では早くから勃起不全（インポ）のこの男性の心理面に関する側面に注目をしていました。
そのため、バイアグラなどED治療薬の使用に関しても社会的に広く認知されています。街中の多くの病院・クリニックでED治療薬の処方が行われており、その普及率は日本のそれの比ではありません。
日本でも徐々に「勃起不全（インポ）は恥じらうものではなく、適切な治療を受けて治すべきものだ」という認識が広まりつつあります。ですが、今だ勃起不全（インポ）を公表することに照れを感じ、表立って治療をすることが出来ない男性が多くいるのが現状です。
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勃起不全（インポ）は女性にもネガティブな影響を与える
「勃起不全（インポ）は自分の男としての根幹を揺るがす問題である」
この事実に加えて覚えておかなければいけないことに、「勃起不全（インポ）はパートナーの女性のメンタルや自信をもズタズタにする」ということがあります。
この記事の筆者は男性です。そのため、女性の本音の本当のところは分かりません。しかし、ネット上にはいくつかの女性を対象にしたパートナーの男性の勃起不全（インポ）に対する意識調査が公開されています。
それらをチェックしてみると、かなりの割合の女性がパートナーである男性の勃起不全（インポ）に対してネガティブな印象を感じていることが分かります。
いわゆる「セックスレス」の状態にあると、その二人の人間関係にひびが入ってしまうということですね。以下、代表的な意識調査をまとめていきます。自分の勃起不全（インポ）によるパートナーの心象に不安がある方はぜひチェックしてみて下さい。
ED治療クリニックによる意識調査
ED治療クリニックである浜松町第一クリニックが2014年に発表した意識調査があります。ED（勃起不全）のパートナーがいる（いた）女性500人を対象にインターネットで行われたものです。
その調査の結果から浮かび上がってくる女性の心理とは、端的に言ってしまえば「男性が勃起不全だとそのパートナーの女性の精神面にもネガティブな影響を与える」というものです。
調査結果によると、回答者の2分の1弱にもおよぶ43.2%の女性が「パートナーの勃起不全によって、自分に対する自信をなくしてしまっている」と回答しています。
男性が勃起不全（インポ）になるということはパートナーとの間でセックスレスになるということです。交際相手とのセックスレスには女性の自尊心を傷つけてしまいます。
「自分に魅力がないからではないか」
「自分の他に好きな女性がいるのではないか」
交際相手の勃起不全によって、女性はこのような思考を巡らせてしまいます。パートナーとセックスをすることによって満たされていた「女としての自信」にぽっかりと穴が空いてしまうということですね。
そして、浜松町第一クリニックの調査結果からさらに次のことが読みとれます。それは、この心の穴を埋めるために女性は浮気や不倫に走りやすくなってしまうということです。
調査内の「パートナーのEDが原因で浮気・不倫をしようと思ったことはありますか？」という質問には、実に25.6%が「思ったことがある」と回答しています。
さらに、その中の44.5%は実際に浮気・不倫をしてしまったと答えています。単純計算にはなりますが、勃起不全（インポ）の男性のパートナーの女性のうち約1割程度が浮気・不倫をしているということになりますね。
「勃起不全（インポ）は女性の自尊心を打ち砕き、他の男性への浮気・不倫を誘発するリスクを高めてしまう」
浜松町第一クリニックの調査結果は、このような事実を私たちに叩きつけるものです。勃起不全という身体の障害は、愛するパートナーの自分からの離別にもつながってしまう怖いものだということですね。
ED治療薬の製薬会社による意識調査
また、製薬会社であるバイエル社は「ED（勃起障害）に関する現代人の意識調査」というものを2016年に行っています。バイエル社はED治療薬であるレビトラを製造・開発している製薬会社ですね。
この調査は、20歳から69歳の男女1,030人に対して勃起障害（インポ）に関するアンケートをインターネット上で行ったものです。回答者の男女は半々になっているので、女性回答者は515人になりますね。
公表されている調査結果によると、パートナーが勃起不全（インポ）であると回答した女性の67.4%が日常生活においてストレスを感じているとのことです。
この調査からは、以下のようなことは読み取れません。
「この女性のストレスが男性の勃起不全に起因するものなのか」
「パートナーが勃起不全（インポ）ではない女性と比べてストレスの感じ方はどうなのか」
しかし、パートナーが勃起不全（インポ）である女性の約7割がストレスに苦しんでいるというのは結構な割合ですよね。
また、この調査結果によると、「パートナーがEDかもしれない」と回答した女性はかなりの確率でセックスレス状態にあることが分かっています。
「1ヵ月に1度」という頻度以上にセックスをしている女性は全体の15%程度しかいないという結果になっています。現実には、多くの場合において、ED治療薬を使えば勃起不全（インポ）でもセックスをすることが出来ますます。が、それもやっていないということですね。
このバイエル社の調査結果は、女性に特化したものではありません。そのため、浜松町第一クリニックのものと比較すると、女性心理に対して読み取れるものは少なくなっています。
しかし、それであっても、男性側の勃起不全（インポ）によってセックスレス状態になり、女性もストレスを感じているという事実を確認することは出来ます。男性側の勃起不全（インポ）によって、女性の心理のも悪影響が波及するということですね。
まとめ：勃起不全（インポ）はパートナーとの関係性をぶち壊す
「勃起不全（インポ）という身体の症状は男性の心理状態にネガティブな影響を与える」
これは容易に想像がつくものだと思います。愛するパートナーとのセックスには単なる射精による快感以上のものがあります。勃起不全は「男性」性の根幹を揺るがすものです。これは多くの男性が身をもって体験していることでしょう。
一方、「勃起不全（インポ）がパートナーの女性の心理状態にも同様にネガティブな影響を与える」ということについてはあまり意識されていません。しかし、ネット上の調査結果によると、パートナーの男性の勃起不全（インポ）は、少なからず女性にストレスとなっていることが分かります。
パートナーの男性の勃起不全（インポ）によって自信を喪失してしまい、別な男性との浮気や不倫を考える女性も少なくありません。男性の勃起不全は愛する女性との関係を引き裂くものであるということです。
パートナーのためにもバイアグラなどを使用した勃起不全（インポ）の治療は欠かせないものであると言えるでしょう。
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