本記事では、勃起不全(インポ)の改善に効果のある栄養成分と勃起不全の状態を悪化させる食生活についてまとめていきます。
バイアグラなどのED治療薬では勃起不全を根本から完治させることは出来ません。あくまで目の前のセックスに対する場当たり的な対処に過ぎないということです。
勃起不全を本気でなんとかしたいと思うならば、食生活の見直しは必須です。具体的には、以下のような栄養成分を多く摂取するように心がけましょう。
- アルギニン
- シトルリン
- 亜鉛
食事からのこれらの栄養成分の摂取が困難な場合は、サプリメントで補うだけでも十分な効果を期待できます。
また、勃起不全を悪化させる食事メニューとしては次のようなものがあります。
- 高カロリー食
- 塩分過多の食事
- 高脂肪食
日々の食事を外食やコンビニ弁当ですませている場合は要注意です。ジャンクフードやファストフードは健康的な勃起の天敵とみなすようにしましょう。
目次
勃起不全(インポ)の根治には生活習慣の見直しを
「勃起不全(インポ)になってしまう様々な原因や要因」という記事にてまとめているように、勃起不全の大きな原因のひとつに生活習慣の乱れがあります。生活習慣の乱れは動脈硬化などを引き起こし、勃起不全を引き起こすものです。
「勃起不全をなんとかしたい」と本気で思うならば、心身ともに若々しいエネルギッシュな状態でいることが不可欠となります。そのためには、いわゆる規則正しい生活習慣は必須の条件となります。
長年続けている悪習慣を改善するのは難しいことですが、元気のよい勃起のためにも少しずつ改善していきましょう。
ED治療薬は対症療法的なもの
忘れてはいけないことは、バイアグラなどのED治療薬では勃起不全を根治させることは出来ないということです。
たしかにバイアグラなどのED治療薬には確かな勃起促進効果があります。しかし、それはあくまで対症療法的なものです。その場限りの場当たり的な解決策に過ぎないということですね。
10代の頃のような活力に満ちあふれた勃起力を取り戻すためには、身体を根本から元気にすることが必要になります。ED治療薬にはその作用を期待することが出来ません。
「ED治療薬は目先のセックスを可能にしてくれる道具」
このぐらいの認識でちょうど良いかもしれません。ED治療薬をいくら使用しても身体が健康になることはないということです。
勃起力に直結するのは食生活の見直し
「勃起不全の悩みを根本から解消したい」
「身も心も若返りエネルギッシュな勃起をしたい」
このような思いを抱いている方にとって、避けては通れないのが食生活の改善です。言うまでもなく、私たちの身体は私たちが口にするものからできています。その意味で、何を食べるかということはその人の心身の状態に直結することです。
もちろん、口にするものを意識するようにしても、すぐにギンギンに勃起できるようになるわけではありません。しかし、勃起不全の悪化の阻止、そして若々しさの維持のために食生活を見直すことには大きな意味があります。
ぜひED治療薬の服用と並行して食生活の改善にも取り組んでいきましょう。
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勃起不全(インポ)の改善につながる栄養成分
では、勃起不全の改善という明確な目標があった場合、食生活はどのように改善していけば良いのでしょうか。
まず、以下に意識して摂取するべき栄養素についてまとめていきます。どれも勃起不全の改善に有効に作用する栄養成分です。ちょっとずつでも日々の献立にとり入れていくようにしましょう。
アルギニン
アルギニンは、準必須アミノ酸とよばれるものです。アルギニンを摂取することによって、体内で一酸化窒素(NO)の生産が活発化されるようになります。
一酸化窒素(NO)には血管を拡張させ身体の血の巡りを良くする効果があります。この一酸化窒素の血行促進効果の結果として、勃起力が向上するということですね。
アルギニンは魚介類や肉類などたんぱく質が豊富な食材に多く含まれています。肉や魚、卵などをガンガン食べろということですね。食事で十分なたんぱく質が摂取できていない方は、サプリメントに頼るのもひとつの手段です。
シトルリン
アルギニンと並んで勃起の増強に効果があるとされている成分がシトルリンです。遊離アミノ酸とよばれるものです。
シトルリンの効果としては、アルギニンと同様に血管を拡張させるというものです。勃起という現象はペニスの海綿体に血液が流れ込むことによるものです。この血流に作用するのがシトルリンということです。
シトルリンはウリ科の野菜に多く含まれています。以下がシトルリンを多く含む食材になります。
- スイカ
- メロン
- 冬瓜
- きゅうり
- にがうり
- ヘチマ
ただスイカなどは年中食べることは出来ないものです。なので、適宜サプリメントなどでシトルリンを補うようにしましょう。
亜鉛
亜鉛は欧米ではセックスミネラルとよばれています。それほどに、亜鉛は勃起およびセックスに直結する栄養成分であるということですね。
これは亜鉛が精子やテストステロンなどの男性ホルモンの生成に深く関与しているからです。亜鉛不足はさらなる勃起不全の症状悪化につながるものなので注意しましょう。
亜鉛は以下のような食材に多く含まれています。
- 牡蠣
- うなぎ
- 牛もも肉
- チーズ
- 豚や鶏のレバー
- 卵黄
- 大豆食品
亜鉛は一度に大量に摂るのではなく、少量でも日々確実に摂取し続けることが大事になります。献立を決める時には亜鉛の含有の有無を意識するようにしましょう。
勃起不全(インポ)を悪化させる食事
アルギニン。シトルリン。亜鉛。これらの栄養成分を豊富に含有している食材を意識して摂取することで、勃起力は向上していきます。
では、逆に勃起力にマイナスに働いてしまう食事にはどのようなものがあるのでしょうか。勃起不全の改善に支障をきたす食事内容についてまとめていきます。
高カロリー食
勃起力という観点から考えると、高カロリー食は避けるべきものです。カロリーの摂り過ぎは以下のような症状を引き起こすと言われています。
- 高血圧症
- 肥満
- 糖尿病
- 動脈硬化
いわゆる生活習慣病ですね。これらの症状が勃起にマイナスに働くのは想像に難くないと思います。成人男性における1日のカロリー摂取量の目安は、2,200kcalから3,000kcalと言われています。
まずはこの基準値を大きくオーバーすることがないように食事メニューを組み立てていくことが大事になります。葉物野菜などカロリーあたりの満腹感が高いものを多く食べるようにしょましょう。
塩分過多の食事
塩分の摂り過ぎも勃起不全の大きな原因となるものです。日常的に塩分過多の食生活をしていると以下のような症状を患ってしまいます。
- 高血圧
- 腎機能障害
- 心疾患
高血圧や心疾患などは身体の血の巡りを悪くするものです。その意味で勃起力の低下を招くことになってしまいます。
日本人男性の1日の塩分摂取量の平均は10g程度と言われています。一方で、WHOは1日の塩分摂取量を5g程度に抑えることを推奨しています。
何も考えずに食事をしているとそれだけで塩分オーバーになってしまうということです。意識して減塩に取り組んでいくようにしましょう。
高脂肪食
脂肪分の多い食事も勃起不全の症状を悪化させるものです。高脂肪食は前立腺がんなどの原因となるものです。高脂肪食を食べ続けると内臓脂肪型の肥満となります。いわゆるメタボ体系のことですね。メタボリックシンドロームは勃起不全の発症因子と医学的に認められています。
ファストフードやジャンクフードが代表的な高脂肪食ですね。コンビニのホットスナックなども要注意です。また、マヨネーズやバターなどの調味料の使いすぎにも気を配る必要があります。
外食などが多くなるとどうしても高脂肪食になりがちです。出来る範囲から自炊の回数を増やし、脂質の摂取を抑えるようにしましょう。
まとめ:勃起不全(インポ)の根本的な解決には食生活の見直しを
バイアグラなどのED治療薬は勃起不全の根本的な原因を取り除くことは出来ません。あくまで対症療法的に目の前のセックスを可能にするだけの一時的な勃起を提供するだけです。勃起不全の根本的な治療のためには、食事に代表される生活習慣の見直しが不可欠です。
勃起不全の改善に効果のある栄養成分には以下のようなものがあります。
- アルギニン
- シトルリン
- 亜鉛
これらの栄養成分を日々の食事から摂取できるように献立を意識しましょう。食事からの摂取が難しい場合には、サプリメントに頼るのもありです。
勃起不全の状態を悪化させる食事には以下のようなパターンがあります。
- 高カロリー食
- 塩分過多の食事
- 高脂肪食
外食でファストフードやジャンクフードを多く食べている場合、勃起不全の症状は悪化の一途をたどります。出来るだけ自炊するなどして、カロリー・塩分・脂肪の過剰な摂取を抑えるようにしましょう。
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