本記事では、勃起不全(ED・インポ)についてまとめていきます。勃起不全とは、十分な勃起が出来ずに満足のいくセックスが出来なくなってしまう状態です。勃起不全には以下の2つの要因があるとされています。
- 器質性勃起不全:加齢や病気など身体に要因があるもの
- 機能性勃起不全:ストレスや緊張、トラウマなど心理的な側面に要因があるもの
勃起不全は年齢を問わず男性であれば誰にでも起こりうるものです。そのため、自分の勃起に少しでも自信がなくなったら勃起不全を疑うようにしましょう。簡単にできる勃起不全のセルフチェックとしては以下の2つが参考になります。
- 国際勃起機能スコア(IIEF-5)
- 勃起硬度測定評価(EHS)
これらの手法でチェックして自分の勃起不全に気づいたら、その症状を治療する必要があります。勃起不全の治療法としては、バイアグラなどのED治療薬を服用があります。ED治療薬を入手するためには、以下の2つの方法があります。
- ED治療専門医のいるクリニックを受診する
- 海外通販サイトを利用しED治療薬を個人輸入する
医師の診察を受けるため、クリニックに行くほうが安心はすることが出来ます。しかし、ED治療薬は保険適用外の医薬品であり高額です。また、クリニックの営業時間にこちらが出向かわなければいけないという手間もあります。このコストと手間をなんとかしたいという方には海外通販がおすすめです。
目次
勃起不全(ED・インポ)とはどのような状態か?
勃起不全とは、端的に言ってしまうと、セックスをするのに十分なだけの勃起をすることが出来ない状態のことです。男性性機能障害のひとつであり、英語ではED(Erectile Dysfunction)と呼ばれるものです。
以下のような症状に心当たりがある場合は、あなたも勃起不全である可能性があります。
- エッチな雰囲気になってもペニスが反応しない
- いざ勃起をしてもふにゃふにゃで固くならない
- 勃起状態がなかな持続しない
- セックスをしても射精までいかずに中折れしてしまう
勃起不全は何ら珍しい症状ではありません。1998年に日本国内で行われた調査によると、実に成人男性の4人に1人が中程度以上の勃起不全であるとされています。
勃起不全というと中高年の男性のイメージがありそれは事実ではありますが、若い世代でも勃起不全に悩む人は多くいます。勃起不全になってしまう原因としては以下の2つがあります。
器質性勃起不全
器質性勃起不全とは、病気や加齢などが原因となるものです。年齢を重ねていくにつれ、血管や神経にさまざまな障害が起こるようになります。これらが引き金となって勃起不全となってしまいます。
たとえば、動脈硬化などの血管の障害です。ペニスの海綿体への血液の流入が十分でないと、勃起はすることができません。この意味において、動脈硬化による血流の悪化は勃起の天敵であると言えるでしょう。これらの血管の障害は、以下のような生活習慣病によるものです。
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- 心血管障害
また、自律神経の障害も勃起不全を引き起こすことで知られています。脳が性的な刺激を受けると、神経を介してペニスに「勃起しろ」と命令が伝わります。
ここで神経に障害があり脳からの命令の伝達が上手くいかないと、ペニスは正常に勃起をすることが出来なくなってしまいます。これらの神経系の障害は以下のような病気によって引き起こされます。
- 脳出血
- 脳腫瘍
- 脳外傷
- パーキンソン病
- アルツハイマー病
このように、病気や加齢による身体の衰えや怪我などによって勃起出来なくなってしまう状態が器質性勃起不全です。血管や神経の障害以外にも手術や外傷、前立腺肥大症などの泌尿器科系の疾患などで器質性勃起不全は引き起こされることが分かっています。
機能性起不全
一方で、機能性勃起不全というものもあります。機能性勃起不全とは、心理的な要因によって引き起こされる勃起不全のことです。器質性勃起不全の原因は身体にありましたが、機能性勃起不全の原因は精神になるということですね。
ストレスやプレッシャー、トラウマなどが原因となって発症する勃起不全となります。機能性勃起不全には以下の2つがあるとされています。
1つ目は、現実生活におけるストレスによるものです。
- パートナーの女性との関係が上手くいっていない
- 仕事の疲れを引きずっている
- セックスに対して苦手意識があり緊張している
- 自分のペニスに自信が持てない
このような心理的なストレス、プレッシャー、負担、抑うつなどの影響によって勃起不全に陥ってしまうということですね。
2つ目は、いわゆる深層心理にある要因が原因となっているものです。自分ではその感情や心理を自覚はしていなくても、心の奥底では多大な影響を受けているといった感じです。
- 幼い頃のトラウマ体験
- 母子分離不全
- エディプス・コンプレックス
- 欲求不満
- 愛憎による葛藤
このような抑圧され屈折してしまった心理的要因によって勃起不全となってしまう可能性があります。
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インポ(インポテンツ)という呼び方について
現在では、勃起が上手くいかずにセックスが出来ない状態のことを「勃起不全(ED)」と呼ぶことが主流となっています。しかし、かつては「インポ」という単語も使われていました。インポとは、英語のインポテンツ(Impotent)の略語になります。
英語におけるImpotentは、ED(Erectile Dysfunction)とは区別されるものです。Impotentは、男性性機能を完全に失ってしまった状態を指すものです。単に勃起が上手くいかないというED以上に重い意味合いがあるということですね。
また、日本語における「インポ」という単語には侮蔑の意味が含まれます。勃起不全に悩んでいる男性を馬鹿にしているニュアンスがあるということですね。そのため、現在では、誰にでもなる可能性があり、また治療できる症状であるという意味を持たせる「ED」が主流となっています。
勃起不全(ED・インポ)の判断基準は?
では、自分が勃起不全(ED・インポ)であるかどうかはどのようにして判断すればいいのでしょうか。一説によると、男性には去勢恐怖というものがあり、誰しもが性的不能に陥ることを不安に思っているとのことです。
「年齢も中年に差し掛かってきたし、EDになるのが怖くなってきた」
「最近、勃起に元気がなくなってきたが、自分もEDなのだろうか」
このように考えている方は多くいると思います。自分が勃起不全(ED・インポ)であるかどうかを的確に判断する基準にはどのようなものがあるのでしょうか。以下に国際的に利用されている2つのEDの判断基準を紹介します。これらを参考にEDに対する対策を考えてみて下さいね。
国際勃起機能スコア(IIEF-5)
国際勃起機能スコア(IIEF-5)は、勃起不全(ED・インポ)のセルフチェックに使われるものでもっともポピュラーなものです。1999年にWHOの第一回世界ED会議において提案されました
国際勃起機能スコア(IIEF-5)のやり方は、過去6ヵ月間における自分の勃起の状態について、以下の5つの設問に答えていくというものです。で、それぞれの設問の点数を合計することによって、自分のEDの程度を判断することが出来ます。
ED治療専門クリニックのHPにその詳細があったので以下に抜粋して紹介します。
- 【問1】勃起を維持する自信の程度はありますか?
- 【1点】全く自信がない
- 【2点】自信がない
- 【3点】普通
- 【4点】自信が有る
- 【5点】非常に自信が有る
- 【問2】性的刺激により、何回挿入可能な勃起の硬さを得られましたか?
- 【0点】性的刺激が一度も無かった
- 【1点】全く得られない、または、ほとんど、得られない
- 【2点】たまに得られる(2回に1回をかなり下回る)
- 【3点】時々得られる(半数程度)
- 【4点】おおかた毎回得られる(2回に1回をかなり上回る)
- 【5点】毎回またはほぼ毎回得られる
- 【問3】セックス中、ペニスを膣へ挿入後、勃起を何回維持できましたか?
- 【0点】セックスの機会が一度も無い
- 【1点】全く維持できない、または、ほとんど維持できない
- 【2点】たまに維持できる(2回に1回よりかなり下回る回数)
- 【3点】時々維持できる(半数くらい)
- 【4点】おおかた毎回維持できる(2回に1回よりかなり上回る回数)
- 【5点】毎回またはほぼ毎回維持できる
- 【問4】セックス終了するまで、勃起を維持することは可能でしたか?
- 【0点】性的刺激が一度も無い
- 【1点】ほとんど毎回維持できない
- 【2点】勃起維持が、かなり難しい
- 【3点】難しい
- 【4点】やや難しい
- 【5点】維持できる
- 【問5】セックスを試みた時に、何回満足できましたか?
- 【0点】性交の試み一度も無い
- 【1点】全く、または、ほとんど満足できない
- 【2点】たまに満足できる(2回に1回をかなり下回る回数)
- 【3点】時々満足できる(半数くらい)
- 【4点】おおかた毎回満足できる(2回に1回をかなり上回る回数)
- 【5点】毎回またはほぼ毎回満足できる
この5つの設問の点数を合計して、以下の基準と照らし合わせて自分の勃起不全の状態を判断しましょう。
【22~25点】:正常な勃起機能
【17~21点】:軽度のED
【12~16点】:中等~軽度のED
【8~11点】:中等度ED
【5~7点】:重度ED
勃起硬度測定評価(EHS)
国際勃起機能スコア(IIEF-5)の他には、勃起硬度測定評価(EHS)というものもあります。これは自分の勃起の硬さを知るための主観的な判断基準となります。国際勃起機能スコア(IIEF-5)よりもよりシンプルなものですね。自分の勃起に対して、次の1つの設問に答えるだけです。
- 「あなたは自分の勃起硬度をどのように評価しますか?」
- グレード0: ペニスは大きくならない(勃起しない)
- グレード1: ペニスは大きくなるが、硬くはない
- グレード2: ペニスは硬いが、女性膣への挿入には不十分である
- グレード3: ペニスは女性膣への挿入に、十分に硬いが、完全ではない
- グレード4: ペニスは完全に硬く、硬直勃起している
グレード0~2は明らかなEDと判断できます。また、グレード3であっても満足なセックスが出来ていない場合は、ED治療薬などを用いての勃起不全の治療の対象となるものです。
なお、この勃起硬度測定評価(EHS)は女性の満足度とも相関関係にあるとのことです。グレードが低いとパートナーの性生活における満足度も低くなります。
その結果として、パートナーの日常生活や精神状態にも悪影響を与えてしまうようです。勃起不全の治療は、自分のためのみならず、パートナーとの関係性にも直結するということですね。
自分が勃起不全(ED・インポ)と気づいたら?
以上、国際勃起機能スコア(IIEF-5)と勃起硬度測定評価(EHS)との2つのEDをセルフチェックする判断基準を紹介しました。では、これらのセルフチェック結果で自分がEDと気づいた場合にはどのように対処すれば良いのでしょうか。以下に2つの方法を初回します。
専門医のいるクリニックへ行く
EDの治療の一番の王道は、ED治療専門医のいるクリニックを受診することです。バイアグラなどのED治療薬は、日本国内で認可されたものに関しては、クリニックで処方してもらう他は入手方法がありません。
また、EDの治療法は、ED治療の他にもいくつかの種類があり、場合によっては医師がそれらを提案してくれることもあります。
なお、クリニックを受診するときは、前述した国際勃起機能スコア(IIEF-5)のセルフチェック結果を持参しましょう。それを医師に見せることによって、話がスムーズになります。
ED治療は自由診療になり保険適用外なので多少の出費は覚悟する必要があります。しかし、やはり専門家に相談できるというのは何よりの安心となるものです。
通販でED治療薬を手に入れる
とはいえ、なかなかクリニックにいく時間がとれないという方もいるでしょう。また、1錠あたり1500円もするED治療薬の費用を少しでも抑えたいという方も少なくないと思います。
そのような方におすすめなのが、海外通販サイトから海外製のED治療薬を個人輸入する方法です。日本では認可されていない医薬品のため自己責任にはなりますが、手間とコストを大幅に省くことができます。
手間に関しては、基本的にネットショッピングのそれと同じです。海外からの発送となるため、10日ほど時間はかかってしまいます。しかし、それ以外はAmazonや楽天で買物をするのと何ら変わりありません。
また、コストに関しては、海外製のジェネリックED治療薬を選ぶことで1錠あたり400円程度で購入することが出来ます。クリニックで買うよりも1錠あたり1000円以上お得ということですね。
まとめ:勃起不全(ED・インポ)を見分ける基準とは
勃起不全(ED・インポ)とは十分な勃起が出来ずにセックスが満足に行うことが出来なくなってしまう状態のことです。中高年以上の男性に多くみられる症状ではありますが、20代30代の若い世代の人でも多くの人が勃起不全に悩んでいます。
勃起不全には以下の2つのタイプがあります。
- 器質性勃起不全:加齢や病気など身体に要因があるもの
- 機能性勃起不全:ストレスや緊張、トラウマなど心理的な側面に要因があるもの
自分が勃起不全であるかどうかをチェックするためには、以下の2つが簡単でおすすめです。
- 国際勃起機能スコア(IIEF-5)
- 勃起硬度測定評価(EHS)
これらをやってみて自分の勃起不全に気がついたら、勃起不全を治療するようにしましょう。勃起不全は治すことの出来る症状です。勃起不全の治療には、以下の2つの方法があります。
- ED治療専門医のいるクリニックを受診する
- 海外通販サイトを利用しED治療薬を個人輸入する
クリニックで医師の診察を受けるほうが確実ではあります。しかし、病院にいく手間や保険適用外のED治療薬のコストを減らしたいという方には海外通販がおすすめとなります。
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