本記事ではレビトラの勃起促進効果の継続時間について、事前に知っておくべきことについてまとめていきます。本記事の要点は次の通りです。
- レビトラの効果の継続時間は最大で10時間
- レビトラの効果時間はバイアグラより長く、シアリスよりは短い
- 10時間ずっとピーク時の効果が維持されるわけではない
- レビトラの血中濃度の半減期ぐらいまでにセックスをするべき
- レビトラを飲んでも効果時間中ずっと勃起するわけではない
- レビトラの効果時間を延ばしたいなら空腹時に使用する
これらレビトラの効果時間の概要をしっかりと理解し、レビトラを適切に服用できるようにしましょう。
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目次
レビトラはバイアグラの上位互換
レビトラはバイアグラに次いで日本国内で2番目に認可されたED治療薬となります。バイアグラが日本国内で認可されたのが1999年で、レビトラが認可されたのが2004年です。バイアグラが認可されてからレビトラが認可されるまでは5年の歳月があることになります。
レビトラが認可されるまでの5年間、バイアグラは男性の性の悩みを根本から解決する夢の薬として大流行しました。レビトラが販売されたのはそんな状況下です。バイアグラの知名度が圧倒的な中で、レビトラは「バイアグラの欠点を補うED治療薬」として売り出されることになります。
バイアグラの効果時間の短さを改善
バイアグラにはいくつかの欠点があります。そんなバイアグラの欠点ひとつに効果時間の短さがあります。バイアグラの効果時間は5時間程度とされています。
「せっかくバイアグラの効果で勃起できたとしても、効果のタイムリミットが気になってしまいセックスに集中できない」
バイアグラ利用者からはこのような不満の声があがっていました。
レビトラはこのようなバイアグラの効果時間に関する問題点をきちんと克服する形で世に送り出されています。そんなレビトラの効果時間は以下の通りです。
- 10mg：約5~6時間
- 20mg：8~10時間
このようにレビトラにはバイアグラの2倍ほどの効果時間があります。よりじっくりセックスを楽しみたいという方にもおすすめできるのがレビトラです。
シアリスのほうがレビトラよりも効果時間は長いが…
また、レビトラについで日本国内で3番目に承認されたED治療薬であるシアリスの効果時間は最大で36時間となっています。バイアグラやレビトラと比べると圧倒的に長くなっていますね。
この効果時間だけを見ると「シアリス一択なのでは？」と思う方もいるかもしれません。しかし、気をつけなくてはいけないことは、バイアグラ・レビトラとシアリスでは有効成分の身体への作用の仕方が根本的に違うということです。
バイアグラやレビトラの有効成分は水に溶けやすく即効性が期待できるものです。服用後、30分から1時間もすると勃起促進の効果を体感できるようになります。また、短時間のうちに有効成分が血中に浸透するために、勃起促進の効果はガツンと身体に強くあらわれます。
一方のシアリスは有効成分がブロック状になっており、水に溶けにくく性質があります。そのためにシアリスはバイアグラやレビトラに比べると即効性はありません。服用後に勃起促進効果が確認できるまでは3時間程度を要します。また、有効成分は長い時間をかけて身体にじっくりと浸透していくために、ピーク時であってもその効果はバイアグラやレビトラには及ばず穏やかなものとなっています。
シアリスとレビトラ性質が違う
以上のことからも分かるように、バイアグラ・レビトラとシアリスではED治療薬としての性質に大きな違いがあるということです。
レビトラはバイアグラの上位互換的な医薬品ですが、シアリスはレビトラのさらに上位互換になるというわけではないということですね。効果時間だけでシアリスを選んでしまうと、思うような結果を得られない可能性もあるので気をつけましょう。
このレビトラとシアリスのED治療薬としての性質の違いを利用した効果的なテクニックがあります。それは、シアリスを前日に前もって服用しておいて、その効果が残っている状態でレビトラを服用するというものです。
この服用の仕方をすることによって、レビトラ単体の場合よりも強い勃起促進効果を得ることができます。もしレビトラ単体でも効果が弱いと感じるならばぜひ試してみて下さいね。
時間が経つごとにレビトラの効果は弱まる
また、レビトラの効果時間について知っておくべきことに「レビトラの勃起促進効果は、ピークとなった後は、時間が経つにつれて弱まっていく」ということがあります。
「レビトラの効果の継続時間は最大で10時間にも及びます」
このように言われると、10時間ずっと勃起促進効果がマックスの状態で効き続けているような気がしますよね。この10時間の間ならばいつでもレビトラの勃起促進効果の恩恵を受けることができる感じがあります。
しかし、実際には、レビトラの勃起促進効果は、服用後1時間程度でピークを迎えたあと、徐々に弱まっていくものです。これはレビトラの有効成分であるバルデナフィルの血中濃度の推移に比例しています。なので、服用後1時間と服用後10時間とでは、勃起促進効果に差が生まれるということを覚えておきましょう。
有効成分の血中濃度が効果の強さを決める
「レビトラの効果は最大で10時間継続する」これはあくまで10時間後までは有効成分のバルデナフィルが少量でも血中に残っているというだけであり、ピーク時の勃起促進効果が10時間ずっと継続するというわけではないのです。
なので、レビトラを効果的に使用しようと思ったら、ピーク時の服用後1時間前後でセックスをするように時間を調整することをおすすめします。あまり服用から時間が経ってしまうと、十分な勃起促進効果を得られず満足のいくセックスが出来ない場合があります。
レビトラの有効成分のバルデナフィルは服用後1時間で血中濃度のピークとなった後、10mgの場合は3時間程度、20mgの場合は5~6時間程度で半減期となります。遅くともこの半減期を迎えるまでの間にセックスに突入できるようにスケジュールを調整することをおすすめします。
「レビトラの効果時間は最大で10時間」
あらゆるサイトにこの情報が記載されていますが、この意味を正確に理解し、勘違いしないようにしましょう。
効果時間中ずっと勃起し続けるわけではない
他のレビトラの効果時間に関するよくある勘違いとしては、「レビトラを飲んだた効果が継続している間はずっと勃起しっぱなしの状態になる」というものがあります。つまり、「20mgのレビトラを飲むと10時間にわたってずっと勃ちっぱなしになる」と思っている方がいるということです。
これは間違いで、レビトラを飲んでもセックス前などエッチなムードになった時しか勃起することはありません。詳しくは「レビトラに含まれている成分とは？」という記事にて解説していますが、レビトラの有効成分バルデナフィルはPDE5という勃起を抑制するように作用する酵素の働きをブロックするものです。
つまり、レビトラを飲んだからといって勃起をするわけではなく、どちらかと言うと、レビトラは勃起をしたペニスを萎えないように維持するための医薬品となるわけです。なので、レビトラを飲んだとしても、勃起するためには脳が性的な刺激を受容する必要があります。
なので、いくらレビトラを飲んでも、性的に興奮しなれば勃起をすることはないということですね。「レビトラを飲んだら10時間勃起しっぱなしで日常生活に支障が」なんてことにはならないので安心して下さい。レビトラなどのED治療薬は、あくまで勃起をサポートする役割のものです。
空腹時の摂取で効果時間がUP
そんなレビトラですが、効果時間を少しでも長くするためのテクニックがあります。それは、空腹時にレビトラを服用するということです。バイアグラに比べ食事の影響を受けにくいとされるのがレビトラです。しかし、全く食事の影響を受けないというわけではありません。空腹時のほうが効果が強まるのは事実となっています。
効果の持続時間に関しても同じです。ちょっとした食事の後にレビトラを服用すると、有効成分の体内への吸収が胃の中の食べ物で妨害されてしまいます。なので、メーカーが公表しているだけの時間は効果の継続は出来ないと考えましょう。やはり、少しでも効果時間を延ばしたいと思うならば、空腹時、つまり胃の中が空っぽの状態でレビトラを摂取するのに越したことはありません。
まとめ：レビトラの効果時間について知っておくべきこと
以上、本記事においてはレビトラの効果時間について服用前に知っておくべきことについてまとめました。要点を箇条書きでまとめると次のようになります。
- レビトラの効果の継続時間は最大で10時間
- レビトラの効果時間はバイアグラより長く、シアリスよりは短い
- 10時間ずっとピーク時の効果が維持されるわけではない
- レビトラの血中濃度の半減期ぐらいまでにセックスをするべき
- レビトラを飲んでも効果時間中ずっと勃起するわけではない
- レビトラの効果時間を延ばしたいなら空腹時に使用する
このように、レビトラはバイアグラよりも長い効果時間であるものの、万能というわけではありません。きちんとセックスをするタイミングから逆算して摂取をする必要があります。この点を気をつけてレビトラを服用していきましょう。
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