本記事では中折れに関する一般的な知識をまとめていきます。中折れはセックスの途中で勃起がなえてしまうことです。ED(勃起不全)の症状のひとつとされています。年齢を重ねるごとに中折れに悩む男性の数は増えていきます。調査によると、中高年以上の年齢の男性においては、半数以上が中折れに悩んだことがあると答えています。
EDの症状のひとつである中折れは、バイアグラなどED治療薬の服用を行うことにより克服することが出来ます。中折れは生活習慣病が原因となっていることもあり注意が必要です。また、中折れによる心労が大きい場合には、パートナーにそのことを打ち明けるのもひとつの手です。パートナーが中折れおよびEDの治療に協力的になってくれるのがベストです。
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目次
中折れとは?
中折れとは、ペニスの勃起はするものの、セックスを続けるうちに徐々に萎えていってしまう状態のことです。中折れは、セックスにおける男性の悩みとして非常にメジャーなものです。40代以降の中高年とよばれる世代の男性に特に多い症状になります。
セックスというのは男性の自尊心に直結するものなので、中折れによって満足のいくセックスが出来ない状態が続くことは、男性のメンタルに良い影響を与えません。
中折れはEDなどとは違い、勃起し女性の膣に挿入することはできます。また、程度の差こそありますが、中折れ状態になっていても射精することができる場合もあるようです。
このように、満足いくレベルではないものの、一応のセックスが出来るのが中折れです。そのため、EDと異なり中折れは放置してしまっている男性が多いのが現状です。「とりあえずセックスできてるし別にいいや」という認識の人が多いということです。
中折れに悩む男性の数
中折れは、年齢を重ねることによって、誰にでも起こりうるものです。ED治療薬バイアグラの販売元であるファイザー社が成人男性7710人を対象に行った調査によると、世代別の中折れを経験したことある男性の割合は以下のようになります。
- 40代男性:6割
- 50代男性:7割
- 70代男性:8割
このように、40代以降の中高年とよばれる世代の男性では、過半数以上の人が中折れを経験しているということになります。
ちなみに、若い世代で中折れを経験したことのある男性の割合としては以下のようになります。
- 20代男性:3割
- 30代男性:5割
このように若い世代の男性であっても、中折れの経験がある男性は多いことが分かります。20代においても3人に1人が中折れ経験ありということになります。中折れは誰にでも起こるものであり、他人事にして良いものではないということですね。
中折れとEDは違う?
都内のED治療クリニックの専門医にいると、中折れという性の悩みを抱えて診察にくる患者のほとんどは、自分のことをEDだとは思っていないとのことです。前述のように、程度が軽い場合は、たとえ中折れ状態になってしまっても射精にまで到達することは可能です。
一通りのセックスは出来ている状態だということですね。射精まで出来ているがゆえに、中折れとEDとを分けて考えているということです。
自分をEDとみなすことはなかなかに勇気のいることです。誰しもが自分の老いからは目をそらしたいと思っているはずです。
「自分はまだ若々しくエネルギッシュである」
このような自己認識がある場合は余計です。自分のEDを認めてしまうことは、身体の衰えを認めることとイコールです。このような背景から、多くの中折れ患者の男性は、自分の中折れとEDとを結びつけて考えようとはしません。
中折れは軽度のED
しかし、残念ながら、医学的には中折れというペニスの現象はED(勃起不全)のひとつの状態とみなされるようです。いくつかのED治療クリニックのHPの説明を読んでみると、その全てに「中折れはEDの一種であり、ED同様に治療をしていく必要があるものである」という記述があります。そして、バイアグラなどのED治療薬による対処の必要性が述べられています。
ED(勃起不全)は適切な治療を受けることによって克服できるものです。これは、EDのひとつに分類される中折れにおいても同じです。まず大切なことは、自分の老いや身体の衰えと向き合い、「中折れをする自分はEDかもしれない」と認識を改めることです。そして、病院での処方や海外通販などでED治療薬を入手し、きちんと中折れの治療を施していくようにしましょう。
中折れのメカニズム
EDのひとつに分類される中折れ。その中折れはどのようにして発症するのでしょうか。EDには心因性のもの(目心理的要因によるもの)と器質性のもの(身体的要因によるもの)がありました。基本的に中折れもこの2つの原因によって発症するものです。
まずは、心因性の中折れです。ストレスなど心の疲れが蓄積されることによって、身体のバランスが崩れ、中折れが発症するというものです。日常生活における心労もそうですが、セックスに対する苦手意識からくるプレッシャーなどによっても中折れになってしまうようです。
次には、器質性の中折れです。老化などによって身体が衰えたことによって、中折れになってしまうというものです。勃起はペニスの海綿体に血液が流れ込むことによって起こるものです。さまざまな身体の障害によって、この血の巡りが悪くなると中折れしやすくなってしまいます。
中折れは生活習慣病の前兆
前述したように、中折れの症状は中高年以上の年齢を重ねた男性に多くなっています。この加齢にともなう中折れは、そのほとんどが器質性のものとなります。
端的に言ってしまえば、生活習慣病による動脈硬化や神経障害によって中折れが引き起こされているということですね。つまり、中高年以降の年齢であって中折れに悩まされているならば、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の疑いもあるということです。
中折れが発症している背後では、血管の老化にともなう詰まりが身体中で進行している可能性があります。「たかが中折れ」と放置をしていると、思わぬ疾患につながることもあります。
中折れと同じ原因で発症する血管疾患としては、狭心症や心筋梗塞、脳卒中があります。中折れであるということはこれらの疾患のリスクも抱えているということです。検査を受けたり、生活習慣を見直すなどの対策が必要になります。
考え過ぎると中折れは悪化する?
中折れを含むセックスにまつわる男性の悩みは、男としての尊厳の根幹を揺るがすものです。そのため、一度中折れが発覚すると、大きな不安となってその人の心に残ることがあります。
「また次もまともセックス出来なかったらどうしよう」
「中折れでパートナーに愛想を尽かれてしまうかもしれない」
結果として、このようなネガティブ思考に陥ってしまうことがあります。
特に20代などの若い世代で中折れに悩んでいる男性にこの傾向が強いようです。このようなセックスに対する苦手意識はさらなるプレッシャーを招くものです。そして、さらなる中折れの悪化につながっていきます。悪循環にはまっていってしまうということですね。こうなってしまうと、中折れはもちろん、EDの症状もより深刻なものになっていってしまいます。
中折れをパートナーに打ち明ける
このような心的要因による中折れの症状を悪化を防ぐためには、思い切ってパートナーに打ち明けてしまいましょう。そうすることで、思っていたよりもパートナーが中折れのことを受け入れてくれて治療に協力的になってくれたりします。下手に見栄を張って中折れを隠していると、パートナーとの関係性にひびが入ってしまう可能性もあるので気を付けて下さい。
女性は女性でパートナーの男性の中折れについて悩んでいることもあります。
「自分に魅力がないからなんじゃないか」
「他に好きな女性がいるから私に興奮しないんじゃないか」
男性側がオープンにならないと、女性のこのような不安もどんどん増幅していってしまいます。このような点からも、男性側が中折れに悩んでいることを女性に伝えることには意味があると言えるでしょう。
まとめ:中折れはED治療薬で治す
中折れとは、セックスの途中で勃起していたペニスが萎えてしまうことです。年齢を重ねるごとに中折れに悩む男性の数は多くなっていきます。中高年以上の男性では半数以上が中折れを経験しているとのことです。中折れはED(勃起不全)の状態のひとつです。そのため、中折れはバイアグラなどのED治療薬で適切な処置をすることによって克服することが出来るものです。
EDのひとつということもあり、中折れは老化による身体の衰えと密接に関係しています。中折れの背後には生活習慣病が潜んでいることもあるので注意が必要です。場合によっては、クリニックでの検査や生活習慣の見直しが必要になります。また、中折れはパートナーとの関係性にも悪影響があります。中折れに悩んでいることをパートナーに打ち明け、治療に協力してもらうようにしましょう。
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