本記事では、包茎手術の費用や内容などの詳細についてまとめていきます。一重に包茎手術といっても、さまざまなバリエーションがあります。
- 保険適用となる包茎手術
- 自由診療による包茎手術
- 切らないで済む包茎手術
それぞれに特徴があり、どれが一概に良いとは言えないものです。
大事なことは、事前にきちんと情報収集をしておき、信頼のできる医師とクリニックを見つけるということです。
何の知識もないまま知名度が高いだけのクリニックを訪れると、不必要に高額な手術を受けることになってしまいます。以下の情報を参考に、自分が包茎手術に何を求めるかを明確にしましょう。
目次
包茎を根治させるには包茎手術しかない
「包茎は年数や経験で改善される?」という記事にてまとめているように、思春期を終えた時点で包茎であった場合、その後の人生において自然に包茎が治る可能性はほとんどなくなります。
つまり、何の処置もせずに放置をしていたら、一生包茎のままで過ごさなければいけないということですね。
包茎は男性の自意識に直結する問題です。自分のペニスにコンプレックスを抱えたまま残りの人生を歩んでいくというのは、なかなかにつらいことです。
もし、包茎のペニスに対して強い後ろめたさがある場合には、包茎手術を受けることで、問題を根本から解決することも視野に入れるべきです。
むきむき体操では仮性包茎はなおせない
「包茎は年数や経験で改善される?」という記事では、自宅で出来る包茎治療法として「むきむき体操」というものを紹介しています。これは、真性包茎である子どものペニスに対する処置ですが、真性包茎に悩む成人男性にも効果があることが分かっています。
むきむき体操ならば、わざわざ手術をせずに包茎に対処することができます。しかし、あくまでむきむき体操が効果を発揮するのは、真性包茎に対してのみです。
「重度の包茎である真性包茎を軽度の包茎である仮性包茎にする」のがむきむき体操です。「仮性包茎をずるむけペニスにする」ことは、むきむき体操では出来ません。
包茎手術は年齢を問わない
以上のことから分かることは、仮性包茎を含めた包茎全般に関することを根本から治療するためには、手術という選択肢しか残っていないということです。包茎手術というと、20代から30代ぐらいの男性が受ける手術というイメージがあるかと思います。
しかし、実際にはあらゆる年代の男性が包茎手術を受けることが出来ます。未成年であっても、保護者の同意書があれば包茎手術は可能です。
また、最近では介護を受ける前に、たくさんの高齢者の男性が包茎手術を受けているというデータもあります。年齢を問わず、包茎の悩みに対する最終手段が包茎手術なのです。
包茎手術の種類と内容
包茎手術とは、その名の通り、ペニスに外科的療法をほどこすことによって、包茎状態を解消するものです。端的に言ってしまえば、ペニスの包皮にメスを入れるということですね。
ただでさえ男性の弱点であるペニスです。その箇所に対する手術となると不安に思うこともたくさんあるのが普通です。
実際、一重に包茎手術といっても、そのやり方や金額などにはさまざまなバリエーションがあります。そして、「包茎手術の成功例と失敗例」という記事にて説明するように、やたらと高額な手術をゴリ押ししてくる医師がいるのも事実です。
事前にきちんと情報を集めておき、自分が受けるべき包茎手術の目安をつけておくようにしましょう。
健康保険が適用される包茎手術
一部のタイプに分類される包茎である場合、健康保険の適用を受けて手術をすることが出来ます。つまり、手術費用の一部を保険でまかなうことが出来るということですね。
健康保険の適用を受けて包茎手術をする場合は、患者側の負担する金額は6,000円程度となります。
保険適用となる包茎の種類は、真性包茎とカントン包茎です。これら重度の包茎である場合のみ、保険適用での手術を受けることが出来ます。
保険適用を受けての包茎手術は、泌尿器科で行います。包茎手術で広告を出している美容外科では、保険適用の手術は扱っていないので注意が必要です。
保険適用外となる包茎手術
仮性包茎に対する手術や美容外科で行う包茎手術は、基本的には保険適用外の手術となります。そのため、自由診療となり、手術費用は全額が患者側の自己負担となります。
このタイプの手術は、保険適用の手術と比べると、かなり高額となります。安いものでも10万円以上、高いものだと100万円以上となることもあるようです。
このタイプの包茎手術がこれだけ高額となるのは、クリニック側の説明によると、最新技術を用いた手術であり、仕上がりが段違いに綺麗になるからとのことです。
ペニスという男性の急所に関わる問題なので、背に腹は代えられないと高額な手術を受ける男性も多くいるようです。
手術にかかる時間
「手術」と聞くと何やら大掛かりなものを想像してしまいます。しかし、包茎手術は、金額を別とすれば、非常に手軽に受けることのできる手術です。
多くの場合において、手術にかかる時間は、30分~40分ほどです。入院などの必要もなく、日帰りで手術を終えることができます。
セックスやマスターベーションは、手術後3週間~4週間ほどは出来ません。しかし、手術の翌日から軽い運動やシャワーなども可能となっています。
このようなことからも分かるように、包茎手術というのは、そこまで身体に負担をかけるような大掛かりなものではないということです。
手術後のアフターケア
手術後1週間ほどは、医師の指導にしたがって、患部を自宅で自分で消毒することになります。
包茎手術は、多くの場合において、溶ける糸を使用しての縫合となるので、後日改めて抜糸をするといった手間もありません。手術の傷跡は、術後1ヶ月~2ヶ月ぐらいの間は残ることになります。
美容外科などで包茎手術を受ける場合、アフターケアの再診料は、手術費用に含まれています。そのため、術後に何らかの問題が発生した場合でも、適切な対応をしてもらうことが出来るようです。
事前にネットなどで情報を集め、顧客対応がしっかちとしたクリニックを選ぶようにしましょう。
切らない包茎手術
いくら最新技術による手術といっても、ペニスにメスを入れることには恐怖を感じる方もいるでしょう。そのような方のために、「きらない包茎手術」というものがあります。その内容は、メスを使わずに美容外科手術用の糸と針で包皮を縫うというものです。
軽度の仮性包茎の場合は、きらない包茎手術を選択することができます。メスを使った包茎手術よりも身体への負担が少なく、手術当日からセックスやマスターベーションをすることが出来ます。
また、手術費用も30,000円前後と他の包茎手術よりは安い価格設定となっています。
まとめ:包茎手術はクリニック選びが重要
ここまでまとめてきたように、一重に包茎手術といってもかなり幅があります。保険適用で受ける男性は少数であり、ほとんどの場合は自由診療での包茎手術となります。
クリニックによっては高額の手術を強要してくる場合もあり、自分が想定していたよりも多くの出費が必要となったなんてこともよく聞く話です。
大事なことは、信頼のおける医師のいるクリニックを選ぶということです。広告や宣伝をバンバンやっているクリニックだからといって、信頼することが出来るというわけではありません。
事前にしっかりと情報収集をし、納得のいく包茎手術を受けられるようにしましょう。
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