本記事では、パートナーの男性のEDに対する女性心理についてまとめていきます。問題に直面することへの恐れや面倒臭さからED治療を後回しにしている男性は少なくありません。
しかし、この態度は改めるべきものです。
パートナーの男性のEDは女性にも多くの不安や不満をもたらすものだからです。
EDの状態を放置したままでいくと、パートナーとの関係性は壊れていってしまいます。EDは、男性のみの悩みではなく、パートナーの女性の悩みでもあるということです。パートナーの女性との関係を維持したいと思うならば、きちんとED治療をする必要があります。
目次
彼氏・夫のEDは女性にとっても悩みとなる
EDというのは男性にとって非常に申告な悩みです。EDに直面することによって、男としての自信を喪失してしまう方も少なくありません。そのため、自分がEDであるという現実から目を背け、治療を拒否しパートナーとのセックスを避けてしまう男性が増えているようです。
この考え方は危険です。EDは男性のみの悩みではありません。あなたのEDはあなたのパートナーの悩みにもなり得るということですね。
パートナーとの関係性をきちんと構築するためにも、EDはしっかりと治療していかなければなりません。
ネット上ではたくさんの女性の悩みが…
ヤフー知恵袋などに代表されるネット上のお悩み投稿サイトでは、女性によるパートナーの男性のEDに関する悩みが多数投稿されています。ヤフー知恵袋では、実に2,500件近い悩みが相談されていました。
この数だけを見ても、多くの女性がパートナーの男性のEDを気にかけていることが分かります。
彼氏・夫がEDとなると、女性はどのような悩みを抱くのでしょうか。以下にパートナーのEDに対する女性の悩みのうち代表的なものをまとめていきます。EDは自分だけの悩みではなくパートナーの女性との将来に関わるものだということをきちんと認識しましょう。
自分に魅力がないのでは？
パートナーの男性のEDに関して女性が抱く悩みでもっとも多かったものは、「自分に魅力がないからEDになってしまったのではないか」というものです。
パートナーの男性がEDになることによって、女性は自分の女としての自信を喪失してしまっているということです。
EDとなる原因にはさまざまなものがあります。必ずしもパートナーの女性に魅力がないからという理由によるものではありません。しかし、女性にとってはそのような柔軟な考えは難しいようです。「パートナーのED＝自分の身体の問題」と捉えてしまう人が多いみたいです。
将来的に子供を望めないのでは？
パートナーの男性がEDになると、将来に対しての不安を抱く女性もいるようです。女性は、男性が思っているよりもよりシビアに、自分とパートナーとの将来に対して思いを馳せています。
「この人との将来は上手くいくだろか」
「この人と一緒にいて幸せになれるだろうか」
このような考えをする女性にとって、パートナーの男性のEDは大きなマイナスとなってしまいます。
なぜならば、「自分は将来、この人との間に子供をもうけることが出来ないのでは」という悩みに行き着いてしまうからです。
幸せな将来像を思い描いたときに、「何が何でも子供を生みたい」という女性は多くいます。そのような女性にとって、パートナーのEDというのは簡単に見過ごせるものではありません。焦りや不安につながる由々しき事態ということですね。
浮気・不倫をしているのでは？
「他に好きな女性がいるから、自分とのセックスでEDとなるのではないか」
「外で発散してきているから、自分とセックス出来ないのではないか」
このように考える女性も少なくないようです。「男性の気持ちが自分から離れていってしまっているためにEDが発症している」と考えているということですね。
一度でもこのような悩みを抱いてしまうと、女性は疑心暗鬼に陥ってしまいます。
事実とは全く違っていたとしても、パートナーの男性の浮気・不倫・風俗通いなどを疑い出してしまうでしょう。
そのような状態が続くと、二人の関係性にヒビが入ってしまうのは言うまでもありません。
女性の不安を和らげるためにもED治療を
ここまで見てきたように、男性が思っている以上に、女性はパートナーの男性のEDに対して悩みを抱いています。
繰り返しになりますが、EDというのは決して男性一人の問題にとどまるものではないということですね。放置をしていることで、パートナーの女性のストレスも蓄積されていきます。
そのような状態が続くと、いずれはパートナーとの恋愛関係の破綻につながります。
「セックスなしでも、自分の愛情は相手に伝わるだろう」
「セックスなしてでも、自分たちはきちんとコミュニケーションがとれているはずだ」
このように思っている方は要注意です。
女性の浮気・不倫につながる
とあるメンズクリニックが行ったアンケート調査によると、パートナーの男性がED状態にある場合、女性は浮気や不倫をしやすい心理状態になってしまうようです。パートナーがEDの女性のうち、25%程度の人が「浮気・不倫をしようと思ったことがある」と回答しています。
さらに、そのうちの半数の人が「実際に浮気・不倫をした」と答えていました。
これは、EDのパートナーがいる女性のうち、4人に1人は浮気や不倫をしたいと思っており、10人に1人は実際に不貞を働いているということです。
かなり高い確率であることが分かると思います。「EDがパートナーとの関係性を壊す」ということの大きな裏付けとなる調査結果だと思います。
女性は治療して欲しいと思っている
また、別会社のアンケート調査では、「パートナーの男性にED治療をして欲しいか」という質問を女性にしています。この結果は、実に77%の女性が「YES」と回答しています。
実際に口にするかどうかは別にして、内心では「男性にED治療を受けて欲しい」と女性は思っているということですね。
ある程度の年齢となり子供を作ることを諦めた女性の場合は、割り切って「EDでも構わない」と思うこともあるようです。
しかし、20代~30代の若い世代の女性の場合は、やはり自分の将来も見据え「きちんと治療をしてセックス出来るようになって欲しい」という思いが強いようです。
治療を拒否すると愛想を尽かされる
最初に紹介したクリニックが行った調査では、パートナーがEDである女性のうち3人に1人ほどが実際に男性に「ED治療を受けて欲しい」とお願いをしたそうです。そして、そのうちの6割ほどが「男性はED治療を受けてくれなかった」と回答しています。
このようにパートナーの男性がED対策に非協力的な場合、女性はかなりの不満を抱くようになります。
「もう別れたい」
「私のことを大事に思っていない」
「問題から目を背けていることに怒りを感じる」
「私との関係性を軽視している」
このように、ED治療に積極的でない男性に対して女性は辛辣です。男性に対しての恋愛感情が一気に冷めきってしまうという女性は珍しくはないようです。
このことからも分かるように、EDというのは決して男性だけの問題ではありません。パートナーとの女性にも大きな影響を与える問題なのです。
まとめ：EDという問題を女性側の視点から捉えなおそう
言うまでもなく、EDという身体の症状は男性にとってはアイデンティティ・クライシスともなるべき重要な問題です。男性としての尊厳を崩しかねないものであり、出来れば目を背けたくなるものです。そのため、ED治療を先延ばしにしてしまっている男性も少なくありません。
しかし、この考えは改めるべきものです。なぜなら、EDは、男性のみならず、パートナーの女性の悩みでもあるからです。
男性がEDのままだと、女性は不安・不満を募らせます。
その結果として、二人の関係性の崩壊へとつながってしまいかねないものです。そのような事態を回避するためにも、男性はきちんとEDを治療する必要があります。
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