本記事では、早漏になってしまう原因についてまとめていきます。日本人男性は、海外の男性と比べると、早漏に悩んでいる割合がやたらと高くなっています。早漏に悩むということは決して珍しいことではないということですね。
早漏はパートナーとの関係の悪化につながるなど、日常生活にネガティブな影響を与える可能性のある症状です。そのため、適切な治療をし克服することには大きな意味があります。早漏の適切な治療をするためには、その早漏の原因を特定することが第一です。
早漏の原因の1つ目は、心の問題です。セックスに対する恐怖心や焦り、緊張などが重なることによって早漏になってしまうことがあります。若い世代の早漏の原因のほとんどはこれですね。また、仕事や家庭、借金などでストレスを溜め込んでいると、やはり早漏になってしまうようです。
早漏の原因の2つ目は、身体の問題です。ペニスが敏感になりすぎていて、ちょっとした刺激でもすぐに射精してしまうことがあります。仮性包茎で亀頭が外的刺激に慣れていない場合がこれにあたりますね。
また、老化や加齢、運動不足などが早漏につながることもあります。ペニス周りの筋肉が衰え、精液の射出を物理的に我慢することが出来なくなってしまうからです。
これらの早漏のうち、自分はどちらのタイプに当てはまるのかをチェックしましょう。そして、それぞれの原因に応じた適切な早漏の治療方法を受けるようにしましょう。早漏は改善できる症状です。きちんと治療をし、人生の質を上げていきましょう。
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目次
早漏とはどのような現象か?
「早漏とは?どんな状態になると早漏といえる?」という記事にてまとめているように、早漏に関しては明確な定義が確立されていません。極端な話、以下のような自分とパートナーの主観的な認識がある場合には、早漏であるということになってしまいます。
- 「自分が早漏であるかもしれない」ということによって不安やストレスを感じている
- パートナーが射精時間の短さゆえにセックスから満足を得ていない
勃起不全(ED)と違って、明確な定義がない早漏症。これは誰しもが早漏になる可能性があるということを意味しています。早漏というとどうしても馬鹿にされる対象ですが、男性である以上、誰にとっても早漏は他人事にはできないことになります。
日本人の多くが早漏である
欧米の男性と比べると、日本人男性には早漏で悩んでいる人の割合が高いとされています。とあるネット上の記事によると、実に日本人男性の2人に1人が「自分は早漏かもしれない」ということに不安を感じているというデータもあります。
また、メンズクリニックのHPの情報によると、早漏症とみなされる男性の人数は500万人以上にもおよぶとのことです。さらに、雑誌などのアンケート調査の結果によると、男性の平均挿入時間は実際に女性が男性に望む挿入時間よりも10分程度短くなっています。
明確な定義がない以上、なかなか「自分は早漏だ」とみなすことは難しいものです。しかし、このようなデータを参照すると、多くの場合にはおいて日本人男性は早漏ぎみであることが分かります。日本人である以上、早漏というセックスの悩みからは逃げられないということですね。
パートナーとの関係を悪化させる
早漏の何が問題かというと、究極的には「パートナーの女性を満足させることが出来ずに関係の悪化を招く」ということになります。
欧米の女性と比べると日本人女性は物事を強く主張することはありません。そのため、面と向かって「あなたは早漏だから何とかして欲しい」と言われることは少ないでしょう。しかし、その心の中では不満を溜め込んでいるかもしれないということですね。
ネットには良くも悪くも本音があふれかえっています。そこからパートナーの男性の早漏に対する女性の意見をピックアップしてみました。以下に代表的なものを引用します。
「自分がイク前に射精されると、男性ばかりが楽し出る感じがしてガッカリする」
「友だちの充実しているセックスの話を聞くと、早漏の彼をもつ自分がみじめになる」
「我慢する様子もなくすぐに射精されると、雑に扱われているようで嫌だ」
このように、男性の早漏に対してネガティブな印象を抱いている女性も少なくありません。言うまでもなく、セックスはパートナーとのコミュニケーションの場です。ここで相手を満足させられないということは、相手の関係の悪化に直結するということです。
原因を知ることから早漏治療ははじまる
このように、あなたが日本人男性である場合は、早漏の問題というのは決して捨て置けないものです。自分の早漏症を克服することなしに、パートナーとの明るい未来はないと考えましょう。「自分が早漏である」という事実から目を背けないことが大事です。
早漏の改善のためには、まずは自分の早漏の原因を突き止めることが大事です。「自分の早漏は何が引き起こしているのか」このような認識がないと、適切な治療方法を選択することが出来ません。その結果、早漏症の改善も上手くいかないでしょう。
以下、早漏の原因についてまとめてみます。早漏は原因を明確にし、適切な治療を受けることによって改善できる症状です。早漏改善の第一歩は、その原因を突き止めることにあります。早漏を何とかしたいという思いのある方は、ぜひ以下をチェックし自分の早漏の原因を推測してみて下さいね。
早漏の原因①:心因性の早漏
早漏の原因の1つ目は、心因性の早漏になります。つまり、精神(メンタル)の部分に問題があるために発症するタイプの早漏となります。ペニスや身体の射精機能に問題があるわけではないということですね。
日本人には早漏が多いと前に述べましたが、このうち特に多いのが心因性の早漏となります。とあるED治療クリニックのHPでは、「日本人の早漏のうち99%は心因性によるものだ」とまで言い切っています。この数字が本当ならば、早漏のほぼ全ては心の問題によるものとなりますね。
それだけ気の持ちようは、早漏に直結するということです。心因性の早漏は大まかに言って、以下の2つのタイプに分けて考えることができます。早漏に悩んでいる方は、まず自分の早漏が心因性のものでないかどうかをチェックすることからはじめましょう。
セックスへの不安から起こる早漏
「情けないセックスをしてパートナーの女性に嫌われたらどうしよう」
「セックスの経験が少ないことが女性にバレたら恥ずかしい」
このようなセックスに対する漠然とした不安も心因性の早漏の原因のひとつとなるものです。若い世代でセックスに対して不慣れな人の早漏は、ほとんどの場合においてこのタイプに当てはまることになります。
「セックスの初体験のときは、極度の緊張のあまり、挿入する前に射精してしまって女性に驚かれた」
このようなタイプの逸話は割とよく聞きますよね。これはまさにセックスに対する不安が引き起こした早漏であると言えるでしょう。極度の張り詰めた緊張は早漏を招くものです。ちょっとした飲酒などで身体をリラックスさせることでこのタイプの早漏は改善することがあります。
ストレスによる早漏
またセックスへの不安や緊張以外でも、日常生活において蓄積されたストレスによって早漏となってしまうこともあります。
- 仕事でのプレッシャー
- 借金など金銭面の不安
- 家族との不仲
- 自分の将来に対する悩み
これらはストレスとなって身体の負担となるものです。ストレスがたまると自律神経の働きが乱れてしまいます。いわゆる自律神経失調症の状態ですね。
勃起および射精という身体の現象にはこの自律神経が強く影響しています。自律神経には交感神経と副交感神経があります。一般に、副交感神経が優位になることで勃起をし、交感神経が優位になることで射精をすると言われています。
日常生活からのストレスで自律神経のバランスがぐちゃぐちゃになってしまうと、この自律神経と副交感神経の優位性の切り替えも同様にめちゃくちゃになってしまうということですね。その帰結のひとつとして、交感神経が優位になりすぎてしまい早漏状態になってしまうことがあります。
早漏の原因②:器質性の早漏
早漏の原因の2つ目は、器質性の早漏になります。つまりは、身体に何らかの異常があることによって、射精障害のひとつとしての早漏状態になってしまっているということですね。前述のように、日本人男性で早漏に悩んでいる方の大半は、心因性のタイプの早漏とされています。
しかし、別な専門家の意見によると、以下にあげるような身体的な要因も早漏には確実に影響を与えているとのことです。もし身体に根本的な早漏の原因があるのにも関わらず、精神面のケアばかりしているようでは、いつまでたっても早漏から脱却することはできません。
そのため、器質性の身体に原因のある早漏についても、しっかりと理解をしておくようにしましょう。以下には器質性の早漏とみなすことの出来る2つのパターンを紹介します。心因性の早漏と器質性の早漏とでは治療方法も異なってきますので、きちんと見極めるようにしましょう。
ペニスが過敏であることによる早漏
ペニスが外的な刺激に対して過敏状態にあると、射精しやすくなってしまいます。このような過敏性の早漏は、セックスに不慣れな若者やペニスが包茎状態にある男性に多く発症します。
特に多いのが仮性包茎の男性ですね。仮性包茎の場合は、普段は亀頭は包皮に覆われており外的刺激に直接的にさらされることはありません。
亀頭がむき出しになるのは勃起状態にあるときだけです。そのため、セックス時には普段の状態とは比べものにならないほどの強い刺激を亀頭に感じることになります。刺激に対して慣れていないために、ちょっとの刺激でも身体がおおげさに反応してしまうということですね。
この結果として、強烈な刺激によって射精中枢が限界値を迎え、射精するに至ってしまうというわけです。過敏性早漏とは、すなわち、亀頭をはじめとするペニスが膣内など外界からの刺激に不慣れなためにおこる症状だと言うことができます。
老化が原因となる早漏
過敏性早漏以外の身体状態に起因する早漏としては、加齢にともなう身体の老化による早漏があります。射精を我慢している状態というのは、結局のところ、男性器周辺の筋肉の収縮によって精液が陰茎の外に漏れ出るのを防いでる状態になります。
加齢を重ねることによって身体が老化していくと、この陰茎周辺の筋肉も同様に衰えていってしまいます。その結果として、精液が体外へ漏れ出るのを我慢することが出来ず、すぐに射精してしまう結果となります。身体の衰えによって射精の我慢が効かなくなっている状態ですね。
このタイプの早漏は、もちろん歳を重ねた中高年に多くあらわれるものです。しかし、最近ではデスクワークばかりで運動不足に陥っている若い世代も似たような状態にあるようです。「加齢・老化による早漏=筋肉の衰えによる早漏」というわけです。
まとめ:早漏の原因を知り適切な治療を
多くの日本人男性にとって、早漏は決して他人事ではありません。海外の男性と比べると、日本人男性の早漏率というのは非常に高くなっています。
早漏はパートナーとの人間関係を壊す可能性のある症状です。そのため、自分が早漏だと気づいたら適切な処置をし、克服することをおすすめします。
早漏の治療の第一歩は、自分の早漏の原因を突き止めることです。早漏には、大きく分けて、心因性の早漏と器質性の早漏とがあります。心に原因がある早漏と身体に原因がある早漏ということです。これらは、同じ早漏といっても、分けて考える必要のあるものです。
日本人男性の早漏の多くは心因性のものだとされています。セックスに対する極度の緊張や日常生活からのストレスによって早漏状態になっているということすね。射精を管理する自律神経のバランスが壊れた結果の早漏ということになっています。
器質性の早漏には、2タイプあります。第一に、陰茎が刺激に対して過敏になりすぎているタイプです。仮性包茎などでペニスが刺激に慣れていないと、ちょっとした刺激でもすぐに射精をしてしまいます。
第二に、身体の衰えによって射精の我慢が効かなくなっているタイプです。加齢・老化・運動不足で陰茎周辺の筋肉が衰えると、射精をこらえることが出来ず、精液が漏れ出してしまいます。
自分の早漏の原因をきちんと知ることで、早漏は適切に治療することが出来ます。くよくよといつまで悩んでいても、心因性の早漏をさらに強めてしまうことになるだけです。自分の早漏を客観的に見直し、適切なアクションをとれるようにしましょう。
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