本記事では、遅漏の原因についてまとめていきます。代表的な遅漏の原因には、次のようなものがあります。
- 誤った方法でのマスターベーション
- 処方されている薬の影響
- 特殊な性癖の影響
- 精神的なストレス
- 過度の飲酒
- 喫煙の習慣
EDや早漏と違い、遅漏治療薬のような特効薬はありません。そのため、遅漏を何とかするためには、原因を突き止め、それに対処する必要があります。
原因の多くは、生活習慣に根ざしているものです。この生活習慣を改善することなしには、遅漏を直すことは出来ないと心得ましょう。
目次
遅漏を治すには原因の特定が大事
早漏ほど多くはないものの、遅漏に悩んでいる男性は多くいます。
オナホールで有名なTENGA社が行った調査によると、遅漏を含む膣内射精障害の患者数は、日本国内だけでも約270万人にもおよぶとのことです。こらは、成人男性の20人に1人の割合です。
遅漏は、EDに比べると、そこまで深刻な下半身の症状ではありません。しかし、だからといって、遅漏は放置していいものではありません。
遅漏は、パートナーの女性との関係性にヒビを入れるものです。なので、きちんと原因を特定し、出来るだけ早く治療することが必要になります。
遅漏には特効薬はない
遅漏の厄介なところに、特効薬がないということがあります。EDや早漏には、それぞれ特効薬とよべる治療薬があります。
- ED治療薬:バイアグラ、レビトラ、シアリス
- 早漏治療薬:プリリジー
これらを服用することで、すぐに問題を解決することができます。
しかし、遅漏には、このような治療薬はありません。射精を早める効果のある医薬品は、今のところないということですね。
そのため、遅漏を治すためには、その原因をひとつずつ潰していく必要があります。遅漏の治す第一歩は、その原因を知ることになります。
遅漏の原因まとめ
以下に、遅漏を引き起こす主要な原因をまとめていきます。ひとえに遅漏といっても、その原因はひとつではありません。
「自分の遅漏が何によって引き起こされているか」ということを、きちんと認識する必要があるということですね。
遅漏は、多くの場合において、乱れた生活習慣によって引き起こされます。一度染み付いてしまっていた生活習慣を直すことは、一朝一夕で出来ることではありません。
一日一日の積み重ねが大事なってきます。焦らずしっかりと対処するようにしましょう。
遅漏の原因その1:誤った方法でのマスターベーション
遅漏の原因において、もっともメジャーなものに「誤った方法でのマスターベーション」があります。特殊なやり方で自慰をし続けることによって、女性の膣内での射精がしづらくなってしまっているということです。
誤った方法のマスターベーションの代表例としては、以下のようなものがあります。
- 床オナ:畳やベッドにペニスを押し付けて行うマスターベーション
- 脚ピンオナ:脚をピンと伸ばした状態で行うマスターベーション
- 強グリップオナ:ペニスを強く握りしめて行うマスターベーション
これらの方法でのマスターベーションは、ペニスに強い刺激を与えるものです。
そのため、女性の膣内の刺激では物足りなくなってしまうということですね。その結果として、遅漏になってしまうわけです。
遅漏の原因その2:処方されている薬の影響
遅漏の原因の2つ目。それは、日常的に服用している薬の副作用によるものです。一部の薬剤には、射精を抑制させる効果があることが分かっています。
その薬の作用によって、遅漏になってしまっているということですね。代表的な遅漏を引き起こす薬には、次のようなものがあります。
- 抗うつ薬
- 降圧剤
- 利尿薬
- 抗精神病薬
もし、これらのいずれかの医薬品を服用している場合は、それが遅漏の原因である可能性があります。
ただ、自分の判断でこれらの医薬品の服用を止めてしまうのは、危険がともなう行為です。心当たりや疑問などがある場合には、主治医に相談をするようにしましょう。
遅漏の原因その3:特殊な性癖の影響
遅漏の原因の3つ目。それは、自身の特殊な性癖によるものです。特殊な性癖がある場合、それをパートナーと共有できる方はほんの一部です。
たいていの場合は、その性癖をひた隠しにしているかと思います。そのような場合は、パートナーとのノーマルなセックスでは十分な興奮が得られないことがあります。
その結果として、遅漏の症状になってしまいます。最近では、多くの男性がインターネットを通じて、過激なポルノ動画を視聴しています。
そのポルノ動画の刺激に慣れてしまい、パートナーでは興奮できなくなってしまうこともあるようです。そのような場合には、ポルノ動画の視聴を止めることが必要になります。
遅漏の原因その4:精神的なストレス
遅漏の原因の4つ目は、精神的なストレスによるものです。心因性の遅漏と言い換えることもできますね。ストレスには2タイプあります。
1つ目は、日常生活でのストレスです。仕事や人間関係からくるストレスですね。心労が蓄積されることで、自律神経に乱れが生じてしまうとうものです。
2つ目は、セックスに対するプレッシャーです。セックスに対して苦手意識がある。パートナーや家族から妊娠を期待されている。パートナーとの関係に不和がある。
これらは、心的疲労となって、心に重くのしかかります。この結果として、射精機能が上手く働かなくなってしまうというものですね。
遅漏の原因その5:過度の飲酒
遅漏の原因の5つ目は、過度の飲酒です。適度な飲酒は勃起力の向上に効果があることで知られています。
これは、アルコールのリラックス効果によるものです。しかし、飲酒量が増えると、脳や皮膚の感覚機能の低下を招くことになります。
酔っ払った状態になってしまい、性的興奮を感じづらくなってしまうということですね。そのため、過度の飲酒をした状態では、刺激不足によって射精しづらくなってしまいます。
セックス前にお酒を嗜む習慣がある人は要注意です。一杯か二杯程度で抑えるようにしましょう。
遅漏の原因その6:喫煙の習慣
最後に紹介する遅漏の原因は、喫煙です。タバコを日常的に吸っている人は、遅漏になる可能性があります。
これは、喫煙の習慣によって、EDの症状が進行しているためです。これは、「タバコやアルコールと勃起不全(インポ)の関係性」という記事に詳しくまとめています。
「喫煙によって血行が悪化する」⇒「EDの症状が進行する」⇒「勃起力が弱まり射精しづらくなる」
このようなプロセスを経ることによって、タバコは遅漏を引き起こす可能性があるとうことですね。満足のいくセックスをしたいならば、思い切ってタバコを止めることをおすすめします。
まとめ:遅漏を治す第一歩は原因を特定すること
以上、代表的な遅漏の原因についてまとめてきました。遅漏の原因には、次のようなものがあります。
- 誤った方法でのマスターベーション
- 処方されている薬の影響
- 特殊な性癖の影響
- 精神的なストレス
- 過度の飲酒
- 喫煙の習慣
EDや早漏のような特効薬は、遅漏にはありません。そのため、遅漏を何とかするためには、これらの原因に、ひとつずつ対処していく必要があります。
生活習慣を正すというのは、なかなかに根気のいることです。パートナーにも協力を仰ぎながら、地道に改善させていきましょう。
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