本記事では、パートナーの男性がEDになってしまったときの女性の気持ちの変化についてまとめていきます。
彼氏・夫のEDは、女性にとってかなりネガティブな影響を与えます。二人の関係性の崩壊に直結する重大な問題であると言えるものです。
もし、今の彼女・妻との関係性を今後も維持したいと思うならば、積極的にED治療を受けるようにしましょう。
EDを治そうという姿勢は、女性に好印象となるものです。恥ずかしがらずに女性にEDを告白し、前向きに治療を進めていくことが大切です。
目次
パートナーのEDは女性にとってもつらい
EDという症状を恥ずかしいと思っている男性は多いかと思います。そのため、彼女や妻にそのことを伝えずに、自分の心の中に深く抱え込んでしまっています。誰に打ち明けることもせず、自分一人で悶々と悩んでいるような状態ですね。
しかし、ここで忘れてはいけないことは、男性のEDはパートナーの女性にとってもつらいことであるということです。彼氏・夫がEDとなると、女性も男性同様に深く傷つくことになります。
つまりは、EDというのは男性のみに限定される悩みではなく、彼女・妻にも影響を与えるものなのです。
自信をなくしてしまう
とあるED治療クリニックが行ったEDの彼氏・夫をもつ女性を対象にしたアンケート調査があります。
その結果によると、女性の約43%ほどは「パートナーのEDによって自信を喪失した」と答えていることが分かります。約半数の女性がそう思っているということですね。
これは、女性が、彼氏・夫のEDを「自分の魅力がないからだ」と考えているからに他なりません。この認識は事実とは異なるものです。
パートナーの女性の魅力の有無にかかわらず、男性はEDになってしまいます。しかし、女性はそうは思わないということですね。
浮気・不倫を疑ってしまう
女性は、パートナーの男性のEDを「自分の責任である」と考えがちです。
「もう私に魅力を感じなくなったからだ…」
こう考えてしまうわけですね。そして、この考えが悪化していくと次のようになります。
「私の他に好きな女性が出来たんじゃないか…」
いわゆる疑心暗鬼の状態ですね。男性への信頼がゆらぎつつある状態です。性生活以外では良好な関係を築いていたとしても、EDであるだけで女性は男性を疑ってしまいます。
その結果、女性は不安にかられるようになり、二人の関係はぎくしゃくしたものとなってしまいます。
別れたいと思ってしまう
その結果、女性は「EDの彼氏・夫との関係性を解消したい」と思うに至ることもあります。
パートナーのEDから感じる自分の心の不安を何とかしたいと思うがゆえにということですね。事実、男性のEDが原因で別れるカップルはかなりの数にのぼります。
大事なことは、女性は男性に愛想が尽きたから離れていくわけではないということです。「もう愛されていない」と感じるからこそ、その男性の前から去ってしまうわけです。
つまり、この関係性の崩壊は、男性がEDではなくセックスを定期的にすることが出来ていたら、避けられる可能性があるものだったということです。
浮気や不倫に走る
パートナーの男性のEDによって、「別れる」という選択をせずとも、浮気や不倫に走ってしまう女性も少なくはありません。
前述したアンケート調査によると、パートナーの男性がEDである女性の10人に1人が浮気・不倫の経験があるとの驚愕の結果が報告されています。
このEDが原因となる女性の浮気や不倫は、女性にとって承認欲求を満たすためのものだと考えられます。
パートナーの男性から性的に求められないことによって打ち砕かれてしまった自信を、別の男性に補ってもらっているという感じですね。女性にも悪気があるわけではないのです。
ED治療はパートナーのためでもある
ここまで述べてきたように、パートナーの男性がEDとなると、女性も、男性と同じかそれ以上に、つらい思いをしているということが分かります。
男性が認識しなければいけないことは、EDは必ずしも自分に限った問題ではないということです。
自分がEDであるということは、パートナーの女性を傷つけている可能性があるということです。
EDで居続けるということは、パートナーの女性を苦しめ続けていることであると認識するようにしましょう。こういう視点から考えると、EDに対する向き合い方も変わってくると思います。
セックスレスは関係の不和につながる
「今後も今のパートナーの女性との関係性を維持したい」
もし、あなたがそのように思うならば、EDは早急に治療するべきものです。
セックスというのは、男女の関係において大事なコミュニケーション手段のひとつです。それをおろそかにしてしまっては、その関係性は崩壊へと向かってしまうでしょう。
そのため、パートナーの女性と良好な関係を築くためにも、女性を満足させるセックスは必須のものとなります。EDの男性の場合は、その治療が急務であるということですね。相手の女性のためにも、EDは治療されるべきものとなります。
女性もED治療してほしいと思っている
「パートナーの女性にEDを知られるのは恥ずかしい」
こういう男性は多いかと思います。自分の男としての弱さをさらけ出す感じがするためでしょう。しかし、女性はパートナーのEDにそこまでの嫌悪感を抱いているわけではありません。
先に紹介したアンケート調査によると、半数以上の女性が、「EDを積極的に治療してほしい」と答えています。
女性はパートナーのEDが発覚したからといって愛想を尽かしてしまうことはありません。EDなのに治療しないで放置していることに不快感を感じているのです。
EDを告白してほしいと女性は思っている
また、パートナーの女性は、男性にEDあることを打ち明けて欲しいと考えているようです。男性と一緒になって、EDの悩みを対策していきたいと感じているみたいですね。
EDを告白されたからといって、その男性のことを嫌いになるなんてことはまずないようです。
むしろ、「EDであることを打ち明けてくれて嬉しかった」という女性が大半です。EDであることを変に隠しておいて女性との関係がギクシャクするよりは、思い切ってカミングアウトしてしまったほうが良いでしょう。
二人で手を取り合ってEDを克服していくという姿勢が大事になります。
まとめ:女性のためにも積極的なED治療を
EDに悩んでいるのは、何も男性だけではありません。パートナーの男性がEDである女性もまた、傷ついています。EDは男性にのみ限定された悩みではありません。パートナーとの女性との不和に直結する二人の問題なのです。
もし、今のパートナーの女性との関係性を良好な状態で維持しようと思うならば、自分のEDからは目をそらさずに、積極的に治療をしていく必要があります。
自分のためではなく、愛する彼女・妻のためという気持ちで、ED治療に望んでいくようにしましょう。
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