本記事では、ED（勃起不全）の改善に役に立つ食事メニューとレシピを紹介します。食生活の見直しは、EDの根治のためには、絶対的に必要なことになります。
外食を極力避け、滋養強壮に効果のある食材を中心に自炊をすることが大切です。
- 牡蠣
- 牛もも肉
- 長ネギ
これらの食材は、力強い勃起の土台となる身体づくりに大いに役に立つものです。日々の食事において、積極的に摂取をするようにしましょう。
食生活の改善は、即効性こそありませんが、長期的な視点に立つと大きなメリットのあるものです。
目次
EDを根治させるには食生活の改善が必須
現在では、ED（勃起不全）の治療方法としては、バイアグラに代表されるED治療薬の服用が一般的となりました。ED治療薬は、服用するだけで力強い勃起が出来る有用な医薬品です。
しかし、ED治療薬はあくまでEDに対する対症療法です。EDという症状そのものを身体から消し去ることは出来ません。
EDを根治させようと思った場合、必須となるのは生活習慣の見直しです。健康な身体でなければ、力強い勃起など望むべくもありません。
特に重要なのが、食生活の改善です。身体を元気にする栄養成分を、日々の食事からしっかりと摂取することが必要となります。
ジャンクフードやファストフードはNG
ED改善のための食生活を考えるときに、大前提となるのは、「身体に悪いとされるものを食べない」ということです。EDに悩む男性が避けるべき食事としては、次のようなものがあります。
- 揚げ物
- カップ麺
- 菓子パン
- スナック菓子
いわゆるジャンクフードやファストフードですね。詳しくは、「食事でEDになりやすい！？避けるべき食事と摂るべき成分」という記事にて解説しています。
炭水化物、脂質、塩分が過剰な食事は、身体の血行を悪化させ、EDの症状を進行させてしまいます。ED改善を志すにあたっては、是が非でも排除しなければいけないものです。
自炊で必要な栄養素を摂取しよう
上記のようなEDを悪化させる食事というのは、ほとんど全ての外食メニューに当てはまります。
- コンビニ弁当
- ファミレス
- ファストフード店
- 大衆居酒屋
このようなお店で食事をしてばかりいると、いつまで経っても身体に良い食生活を確立することは出来ません。
ED改善における食生活の見直しにおいて大事なことは、出来る範囲で自炊をするということです。身体に悪い食べ物を避け、力強い勃起の土台となる栄養成分を含む食材を自分で選択していくことが必要となります。
ちょっとずつでも外食の機会を減らし、自分の手で自分の口にするものを調理するようにしましょう。
EDを改善させる食事メニューとレシピ
いくらED治療のために自炊が必要といえど、料理が苦手という男性は少なくないと思います。そのような方のために、手軽にできるED治療に効果がある食事メニューを紹介します。
どれもちょっとした手間だけで出来るものなので、興味がある方はぜひトライしてみて下さいね。
大事なことは、亜鉛やアリシンなど滋養強壮に効果のある栄養を多く含む食材を摂取することです。
自炊をするときには、これらの食材を出来るだけ多く献立に取り入れるようにしましょう。サプリなどよりも食事から栄養を摂取するほうが良いのは言うまでもありません。
牡蠣の味噌豆乳鍋
精力増強の食材の代表が牡蠣になります。セックスミネラルとも呼ばれる亜鉛を豊富に含んでいるため、牡蠣を食べることでテストステロンなどの男性ホルモンの分泌が強化されます。
牡蠣を手軽に食べられるメニューとして、牡蠣の味噌豆乳鍋を紹介します。
-
- 材料（1人分）
- 加熱用牡蠣：150g
- じゃがいも：中2個
- 白菜：2枚
- 長ネギ：1/2本
- えのき：1/2パック
- 油揚げ：1枚
- 水：300cc
- 顆粒昆布だし：大さじ1
- 豆乳：200cc
- みそ：大さじ2
- 砂糖：大さじ1/2
- 料理酒：大さじ1
- 片栗粉：大さじ１
- 材料（1人分）
- じゃがいも、白菜、長ネギ、えのき、油揚げなどを程よい大きさに切る
- 牡蠣を洗い、水気を切ってから片栗粉をまぶす
- 土鍋に水、昆布だし、じゃがいもをいれて中火にかける
- 沸騰したら、味噌、砂糖、料理酒、豆乳を入れ、煮立ったら白菜と長ネギを入れる
- 白菜に火が通ったら、牡蠣、油揚げ、えのきを入れる
- 牡蠣に火が通ったら完成
牛もも肉のトマトジュース煮込み
男性機能を高めるためには、各種アミノ酸をしっかりと摂取することが大切です。アミノ酸を摂るためには、タンパク質を食べることが必要となります。
脂肪分も少なく良質なタンパク質を摂取できるのが牛もも肉です。牛もも肉の調理法として、トマトジュース煮込みを紹介します。
- 材料（1人分）
- 牛もも肉：80g
- 塩こしょう：少々
- 薄力粉：大さじ1/2
- 酒：小さじ1/2
- 玉ねぎ：1/4個
- じゃがいも：60g
- かぼちゃ：60g
- しめじ：50g
- にんにく細切り：1/2片
- 調味料（混ぜておく）
- トマトジュース：100cc
- 赤ワイン：25cc
- ソース：大さじ1
- ケチャップ：大さじ1/2
- 砂糖：小さじ1/2
- 顆粒洋風スープの素：小さじ1/4
- 牛もも肉に塩こしょうを振り、薄力粉を全体にまぶす。スチーマーにたまねぎ、じゃがいも、かぼちゃ、しめじ、肉、にんにくをのせ、酒をふる
- 蓋をして電子レンジ600Wで4分加熱する
- 調味料を加えて、蓋をして電子レンジ600Wで10分加熱する
- 全体をしっかりと混ぜて、蓋をして電子レンジ600Wで10分加熱する
- 器に盛り付けて完成。
長ネギのおかか炒め
ネギ類には、アリシンというアミノ酸が豊富に含まれています。この成分には、血液をサラサラにして男性ホルモンの分泌を促進させる効果があります。
男らしさを手に入れるために必須の栄養素です。本記事では、長ネギをつかったおかか炒めを紹介します。
- 材料（1人分）
- 長ネギ：1本
- 醤油：大さじ1/2
- かつお節：1/2袋
- オリーブオイル：大さじ1/2
- 熱したフライパンにオリーブオイルを入れて、ななめ切りした長ネギを入れる
- 長ネギに少しの焦げがつくぐらいを目安に5分ほど焼く
- 弱火にして、かつお節や醤油を入れて、サッと炒める
- 全体的に混ざれば完成
まとめ：食事を見直し元気な勃起を
本記事で紹介した以下のような食材は、力強い勃起の土台となる健康な身体を作り上げる上で大きな役割を果たすものです。
- 牡蠣
- 牛もも肉
- 長ネギ
これらの食材は、積極的に日々の献立に盛り込んでいくようにしましょう。クックパッドなどを活用し、自分の好みの調理法を探すのもおすすめです。
ED治療薬に比べると、食生活の改善は、決して即効性のあるものではありません。しかし、将来を見据えると避けては通れないものです。
「バイアグラなしで自然な勃起がしたい」
もしこのように思うならば、面倒臭がらずに自炊をして、食事を見直すようにしましょう。
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